こんにちは のりのりキッチンラボのノリコです
私は魚料理が大好きです
魚をさばくのが大好きなんですが、その時に出る「アラ」も使い切ったときはとっても嬉しくなります
よく「アラってどうやって食べたらいいの」と聞かれます
今日は「鮭のアラ」の活用法の一つ、鮭雑炊をご紹介します
まずは水洗いし、血合いなどを取り除く
買ってきたばかりの「アラ」はこんな感じ
汚れや血合いが付いていることが多いです
汚れや血合いをきれいに取り除いていきます
私は水を流しっぱなしにし、手で取ったり、ブラシを使ったりしてきれいにしていきます
キレイになるとこんな感じ
洗い終わったらザルにあげておきます
塩水に漬ける
ザルにあげておいたアラを塩水に漬けていきます
塩の量は水に対し15%です
例えば
- 水が1リットルなら150g
- 水が500mlなら75g
です
アラが浸るぐらいの水を計り、水の量から塩の量を決めます
他の魚の干物とは違い、塩分濃度を濃くしています
他の魚の干物の作り方はこちら ↓
それでは鮭のアラを浸します
40分くらいは浸してください
途中上下をひっくり返してくださいね
浸し終わったら流水で洗い、ザルに上げておきます
網付きバットに並べ、乾かす
ザルに上げておいた鮭のアラを網付きバットに並べます
重ならないように並べてください
この後、扇風機で乾かします
軽く乾かす程度です
洗いあがりもキレイでしたが、乾燥後は水分が少なくなり、照りが出ていますね
触っていただくとすぐにどれくらい乾かすかわかっていただけるんですが、写真で少しでも質感が伝わると嬉しいです
乾いた鮭のアラを焼く
魚焼きグリルなどで鮭のアラを焼きます
焼き上がりはとてもいい香りがし、おいしいですよ
焼いてから出汁を取ると香ばしさがでて、香りがいいので私は焼いてから出汁を取ります
焼いた鮭のアラから出汁を取る
焼いた鮭のアラから出汁を取ります
この時、全部のアラから出汁を取りません
塊の部分からだけ出汁を取ります
残った中骨付近の身はほぐして最後に混ぜます
後程また、ご説明します
こんな感じで塊から出汁を取ります
30分くらい弱火で煮てください
その後、ザルにキッチンペーパーなどをしき、出汁をこします
出汁に味付けをし、ほぐした身を上にかけて出来上がり
それでは仕上げです
こした出汁に味をつけます
鮭のアラに塩分が含まれているので控えめに塩や醤油を入れていきます
この時の雑炊は塩が二種類、醤油が二種類で味をつけました
出汁の味が決まったら火にかけ、沸騰直前にご飯を入れます
軽く混ぜて、中骨からほぐした身を上にかけ、火を止めて蓋をします
蓋をして、少し蒸らしたら出来上がりです
蓋を開け、香りが広がり「わぁーーー」と喜んでもらえる瞬間が何よりうれしいです
お好みですりごまをかけてもおいしいですよ
手間はかかりますが、かけた分の労力は報われる逸品です
ぜひ、鮭のアラを見かけたら作ってみてください♪