魚レシピ

冷や汁風アジの干物の味噌汁

こんにちは
のりのりキッチンラボ、のりこです

宮崎県の郷土料理「冷や汁」
暑い日にいただくと体の中が「すーーー」と涼しくなりますね
ですが、すり鉢を使い、出汁を取り、すり鉢に出汁を少しずつ入れてのばしていく…
「作るの、大変そう」
食べ終わった後のすり鉢の片づけ…
「洗うの、大変そう」
私もずっとそう思い、作ることをあきらめていました

「もしかしたらアジの干物で作ったら簡単なんじゃない?」

そう思い、作ってみたらすり鉢要らずできました
それでは作り方をご紹介します

材料

  • アジの干物
  • キュウリ
  • ショウガ
  • すりゴマ
  • 青シソ
  • 味噌

アジの干物を焼き、身をほぐす

アジの干物を魚焼きグリルなどで焼きます
しっかり目に焼いてください

焼きあがったら身をほぐします
骨が残らないようにほぐしてください
ほぐすときに焦げた部分は取り除いてください

   ↑
ほぐしたらこんな感じです
中骨と皮から出汁を取るので捨てずにとっておいてください

自分でさばいて三枚おろしの干物を作る場合

ここからは自分でアジを三枚におろして干物を作る場合のご紹介です
自家製干物の詳しい作り方はこちら

アジを三枚におろし、中骨も一緒に塩水に漬け乾かします
三枚におろした時に骨を抜き取ります
ここで骨を抜いておくと焼いた後に簡単にほぐせます

身と中骨を魚焼きグリルなどで焼きます
中骨は身が少ないのですぐに焦げ付いてしまいますから焼きすぎに注意してください

焼きあがったら身をほぐします
中骨と皮は出汁を取るので捨てずにとっておいてください

皮と骨から出汁を取る

皮と骨から出汁を取ります
鍋に水を張り、皮と中骨を入れて火にかけます
沸騰するまで強火で熱してください

沸騰したらアクを取ります

アクを取ったら弱火で10分ほど煮てください
出汁が十分出たらスープこしなどでこします

こす時に目の粗いザルを使うと骨がこした後の出汁に残ってしまうので注意してください
目の粗いザルしかない場合はキッチンペーパーなどを使い、出汁に骨が残らないようにしてください

出汁に身を入れて煮る

取った出汁にほぐした身を入れ煮ます
身に火が通っているので軽く沸騰するまで煮てください

火を止め、味噌を入れる

沸騰したら火を止めます
お好みの味噌を入れてください
今回は自家製味噌を使っています

味噌を入れたら粗熱を取り、冷蔵庫に入れて冷やしてください

食べる直前にトッピングを入れる

ベースの味噌汁ができたのでトッピングの準備をします
今回は塩もみキュウリ・ショウガ・すりゴマ・青シソを用意しました


キュウリの塩もみを作ります
キュウリを小口切りにし、塩をふります
軽くもんで5分くらいおいてください

キュウリを置いている間にその他のトッピングを入れ、味を調整します
すりおろしショウガを入れます
いきなりたくさん入れずに味見をしながらお好みの味になるまで入れてください

すりゴマを入れます
市販のすりゴマでもおいしいのですが洗いゴマを炒り、すると香りがよいのですりゴマから作ります
洗いゴマを炒ります

ガスコンロで炒ります
ぱちぱち音がし、全体が爆ぜたら火を止めすり鉢に入れ、すりゴマにします

すりゴマ用の小さなすり鉢があると便利です
食感を残したいので荒くすっています

置いておいた塩もみキュウリをきつく絞り、味噌汁に入れます

青シソを刻んで飾ります
出来上がり写真のシソが「赤しそ」に見えるんですが「青シソ」です
裏表で色が違うシソが庭で採れるのでトッピングに使いました

  ↑表

   ↑裏
表は青く、裏が紫です
味は青シソと変わりません

出来上がり

焼いたアジのこうばしさが食欲をそそります
暑い夏の日、夏バテして食欲が出ない時におススメです

冷やした日本酒との相性もバッチリです

出汁をこす時におススメのスープこしはこちら↓

鍋やボールに引っ掛けられるので簡単に出汁がこせます
無駄な部品もなく洗う時に簡単にキレイになります

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