結婚当初、全く料理ができなかった
私は結婚した時、全く料理ができなかった
本当に、何一つ、作れない
結婚当初は車の運転もできなくて
一人で買い物に行くこともできない
友人も親戚もいない佐賀で誰も頼りにできなくて
旦那さんが帰宅するのをひたすら待って
外食するかコンビニで買い物をして食事をとっていた
もしくは休みの日に旦那さんに連れて行ってもらった
スーパーでまとめ買いしたレトルト食品やカップ麺
冷凍食品を食べる日もあった
ビールも大好き
そんな日々を送っていたら、当たり前のように激太り
20代前半でメタボ体形
独学開始
こんなんじゃだめだと料理本を大人買い
「まずは目玉焼きから作ってみよう」
目玉焼きが作れるようになったら次は味噌汁
全部独学
本だけが先生
そして今
そんなレベルから今では料理教室を開催したり
企業さま新商品開発のお手伝いをしたり
レストランなどのメニュー開発のお手伝いをするようになりました
父とのわだかまりが解消
料理は人生を変える力があります
私は料理ができるようになって人生が激変しました
そのお話は少しずつこのブログで書いていきたいのですが
一番最初に書きたいことは「父との関係」です
父はとても厳しい人で、子供のころからずっと怖いと感じていました
父に甘えたり、父と楽しく過ごした記憶がとても少ないのです
ずっと距離があり、結婚した時には父と離れられてホッとしました
「これでもう、怒られないですむ」と
(父が悪いわけではなく、私が悪ガキだった)
娘が生まれて、少しずつ父との関係も良くなって
ある日、我が家で私が作ったお昼ごはんを食べた父が
「ごちそうさま おいしかったよ ありがとう」
って言ってくれたんです
めちゃくちゃ驚きました
私は父から褒められた覚えがなかったからです
(きっと褒めてくれてたんでしょうが私がひがんでました)
そう言ってもらえた瞬間、父との間にあった深い溝が一気に埋まったんです
最初からそこに溝なんてなかったかのように
「料理ってすごい」
初めて強くそう思いました
「もしかしたら料理って人を変えたり、人生を変える力があるかもしれない」
その日を境にますます料理を丁寧に作るようにしてみました
料理が仕事になったきっかけ
料理は趣味だったんですが、母からの
「お弁当を投稿してみたらどうかな
私も料理は苦手だったから、助かる人がいると思うよ」
と言われ当時始めたばかりのFacebookに投稿するようにしました
最初は下手だった写真もだんだん上手になり
料理写真を見た人から
「仕事にしないか」と声を掛けられ
趣味から仕事になってしまいました
何も作れなかったのに
今では人を助けることまでできるようになりました
ただ、食べさせてもらっていたのに
食べてもらえるようになりました
こんな感動を感じさせてくれた料理
料理が作れるようになると人生が良い方向に変わる
感動を分かち合いたくてこのブログをはじめました
写真にもこだわった料理ブログにしていきます
楽しんでいただけたら嬉しいです