こんにちは のりのりキッチンラボのノリコです
燻製を覚えてからは冷蔵庫に何か、自分で燻製したものを常備しています
今回は「即席ベーコン」の作り方をご紹介します
最初に注意事項をお知らせしますね
- 少しでも仕込んだり仕上げたお肉に違和感があればすぐに廃棄する
- (においや味、触った感じなどの違和感)
- 「これはベーコンじゃない」という本格派は読まないでください
- (あくまでも家庭料理の範疇で簡単にできるものを紹介しています)
上記のことをご承知いただき続きを読んでいただけますようお願いします
それでは、仕込みから仕上げまでを書いていきます
塩だけの仕込み
ブタの骨付きスペアリブを買ってきました
これで500g
水気や血などをキッチンペーパーなどで拭き取りボールに入れます
塩を計ります
塩の量は色々試しましたが肉に対し1.2%にしています
例えば
- 肉 1キロに対し塩12g
- 500gに対し塩6g
今回は肉が500gなので塩を6g用意しました
肉に塩をすりこむ
次は肉に塩をすりこみます
塩がなじむまで「モミモミ」
網付きバットで冷蔵庫保存
網付きバットに並べ、ラップをかけます
このまま冷蔵庫へ保存
保存期間ですが、お肉の消費期限内にしてください
消費期限が三日後ならその日までです
消費期限が長くても中二日まで
例えば
- 1日に消費期限が4日のお肉を買ってきた
- 1日に仕込んだら2日と3日は冷蔵庫保存
- 4日に仕上げをする
消費期限が短い時は保存期間が短くなります
冷蔵庫保存した肉を乾燥させる
保存期間が終わったお肉はこんな感じ
引き締まり、プリプリした感じになります
この感じ、写真では伝わりにくいんですよね
教室で実際に触れてもらうとすぐに伝わるのですが
表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き取り、扇風機で乾かします
乾いたらこんな感じ
表面に少しシワがでて、ますます引き締まります
乾燥具合はお好みで
これも教室だと実際触れてみてもらうとすぐに納得してもらえるんですよね
写真と文章で伝えるのがもどかしい(>_<)
燻製に使っている道具
燻製に入る前にとりあえず、使っている道具のご紹介です
お肉を乾燥している時にでもお読みいただけたら嬉しいです
それでは燻製機から
ホームセンターで買いました
確か3000円くらいだったような記憶が
「えーーーーーー、そんなに安いの」と驚かれますが、まずは安いものを買ってください
まずは手軽に始めてみて、どうしてもこだわりが出てきたり、大量に作りたくなったら高額な道具の購入を検討してくださいね
最初に高いものを買ってしまうと「これを使わないといけない」と変な義務感がプレッシャーになり、結局道具を譲ったり、放置したりする羽目になります
手にしやすい道具で気軽に始めてみて、どうしても欲しい道具が出てきたら買うくらいの方が何でも始めやすいですよ
ただ、一つだけお願いがあります
「温度計付き」の燻製機を選んでください
温度計がないと燻製機内の温度がわかりません
安くても温度計付きのものはありますので探してみてください
(ちなみにガラスのグラスは「イメージ画像」です)
次に電熱器です
とってもシンプルな作りに惚れ惚れしますね
これもAmazonで3000円以内で購入しました
家庭用ガスコンロには安全装置があり、燻製しているとガスが止まります
このタイプの電熱器は「ひたすら温める」機能だけ
使用するときは火事に気を付けてください
使用している時はそばを離れず、加熱しすぎないように見張ってくださいね
燻製
いよいよ燻製です
色んなチップがホームセンターに売っています
どんな香りがいいのかはたくさんの方がネットにアップしているのでググってください
私は桜チップを使用しています
アルミホイルをしいているのは「片づけやすいから」です
焦げ付くと後片付けが大変
アルミホイル、お勧めです
準備が済んだらお肉を並べ、電熱器のスイッチを入れます
最初は煙が出てくるまで600Wで
煙が出てきたら出力を落とし、燻製機についている温度計で80℃を保つようにします
温度が上がりすぎたら蓋を開けるという作戦も取ります
この写真は途中経過
もうちょと燻製したいですね
加熱をしっかりしましょう
目標は「中心温度63℃」です
お肉に刺して使えるタイプの温度計は必須です
食中毒予防のためにもしっかり火を通してください
出来上がり
はい、できあがりました♪
こだわりも何もなく、サクッと作れる「即席ベーコン」
娘はこれが大好きです♪
毎朝このベーコンで作った「ベーコンエッグ」が娘の朝ごはん
こだわりも大切ですが、日常の中で簡単にできることも大切です
まとめ
自家製ベーコンのベーコンエッグです
おいしいですよ♪
「燻製って難しくて大変そう」って思っていた方、いかがですか?
「これなら、挑戦してみようかな」って感じてくださったら嬉しいです
ぜひ、趣味の一つに「燻製」を
料理の幅がグッと広がります
この記事がきっかけで燻製生活を始めてくれた人がいたら最高に嬉しいです